第1回フードサービス部門・調理コンテストを開催
ソシオフードサービスでは人財育成の一貫として、「第1回フードサービス部門・調理コンテスト」が11月12日に開催されました。今回のコンテストでは、テーマ食材を「鶏のモモ肉」とし、「お客様がワクワクしてくれるメニュー」をコンセプトにランチ定食を考案。ソシオフードサービスの企業・寮等の給食部門で食事を提供している全国の事業所から作品を募り、一次審査を通過した6作品が調理技術と3分間のプレゼンテーションで賞を競い合いました。
審査は、料理の見栄えや発想力、調理技術、お客様への飽きのこない食事の提供力とイベント力、そして安全衛生への配慮やSDGsへの貢献度など様々な観点で行われました。
受賞した作品は以下のとおりです。
最優秀賞
作品:「2色衣天ぷら&とろ~り玉子天の親子定食」
受賞者:冨吉織雄さん 渥美こころさん
鶏の天ぷらのポイントは、メレンゲと片栗粉で揚げたサクサクの食感が楽しい衣です。付け合わせのお味噌汁は野菜の皮でダシをとるベジブロスを採用し、旨味と栄養が凝縮された味わいです。盛り付けにも季節感を演出し、お客様に喜んでいただけるよう心を込めました。
優秀賞
作品:「スパイス香る大鶏排バーガープレート」
受賞者:熊澤一男さん 浅田玲央さん
台湾発祥の大鶏排をバンズにはさみ、ハンバーガープレートにしました。プレートにするというアイデアは、コロナ禍で黙食となった食堂の様子を見て「晴れた日に、外で食事を楽しんでもらえたら」と考えたことがきっかけです。大鶏排のジューシーなお肉と、ザクザクした衣の食感に食べ応えを感じられます。
特別賞
作品:「バルサミコ酢鶏定食」
受賞者:鈴木友弘さん 相馬愛子さん 小室直輝さん
メインメニューの酢鶏に、イタリア料理で親しまれるバルサミコ酢を使用することで黒酢や穀物酢では出せない甘酸っぱくて濃厚な味わいに。バルサミコ酢で和えられた鶏肉に、ブロッコリーやパプリカの色合いが映えます。
ソシオフード賞
作品:「からだポカポカスープカレー」
受賞者:小川正美さん
タンパク質も野菜も豊富に楽しめるスープカレー。旬ごとの野菜を使うことで、一年を通して違う味わいを楽しむことができます。野菜の甘味とスパイスの刺激が絶妙な飲み干す一杯です。
嶋田賞
作品:「とろ~りとろけるチーズにストップ」
受賞者:佐藤幸一さん 辰巳萌子さん 酒井八寿子さん
鶏肉をロール状にして、ニンジンとインゲンを包むことで彩り豊かで見た目にも豪華な一品に。チーズが添えられたボリュームたっぷりの鶏モモ肉に、さっぱりとした和風ベースのソースをからめて食べるバランス感が絶妙な一品です。
人財育成Division賞
作品:「親子チーズボールフライ定食」
受賞者:古矢しげ子さん 小室直輝さん
一見するとメンチカツのように見えますが、食べると中からスクランブルエッグとチーズが現れる驚きが楽しい一品です。副菜のニンジンのラぺは皮ごと使用することで廃棄量を減らし、SDGsへも貢献しました。